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オーストラリア大学院留学日記
by yoshi_taka1009
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<   2006年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

最近の出来事2

先週の日曜に、ノップに誘われサッカーをした。カンボジア人とタイ人で20人くらい集まった。僕は「中村」と呼ばれていた。中村俊介みたいにうまくないけど。小中とサッカーをしていたので、技術的には俺が一番だろうと思っていたがとんでもない。皆めちゃくちゃうまかった。カンボジア人のおっさん連中が走る走る。体力ありすぎな上にフェイントまでかけてきて、全然ついていけない。運動不足の中、突然かけまわったので、息を切らして倒れそうになった。それでもうまくアシストをしたときなどは褒めてもらえて嬉しかった。その日はつい昔を思い出してしまった。あの時もっと練習していれば、都大会でも上位にいけたんじゃないか、などと無意味に後悔をし始めてしまった。小さい時は毎日毎日サッカーばかりだったから、やっぱり自分はサッカーが大好きなんだって、よくわかった。

PHP新書で富山和子著、環境問題とはなにか、という本を読んだ。結論から言うと、農林漁業を大切にする事が環境保全につながるというもの。まさに自分が考えていた事で、それは自分が農林漁業金融公庫に入庫する志望理由でもあったから、目からウロコ状態で読み進めていった。内容だが、例えばマイ割り箸を持参して、私はエコロジストです、なんて言っている人がいるが、山の自然を守りたいなら、逆に国産の割り箸をどんどん使え、と著者は言う。なぜかというと、日本のほとんどの山は人工林なのだが、日本の林業は廃頽の一途を辿っており、そうした山の守り手がいなければ木を植える人、間伐をして森を管理する人がいなくなり、結果として今この瞬間にも日本の山は荒廃しているのである。よって、割り箸を使って国産の木材需要を伸ばし、林業を復活させる事が結果的に山の守り手を保護し、山に緑を取り戻す事につながると主張する。全くその通りだと思う。経済学を勉強している人と話すと、そうした植林だったり間伐だったり、生態系の視点が全くかけ落ちているので、ぜひ経済学者に読ませてあげたい本だ。自分の就職先を正当化する論理としても大いに役立つだろう。ふふふ。
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by yoshi_taka1009 | 2006-05-17 20:43

最近の出来事

しばらく日記を怠けてしまった。勉強がはかどらないのでまとめて書こう。今日は来る来月の試験のために環境経済学、とくに独占市場と完全競争の資源経済を勉強していた。いやはや、大学院レベルとなると意味不明な方程式がたくさん出てきて頭が痛すぎる。とてもじゃないが、自分のレベルではついていけないので、去年この教科を履修して、今環境経済の博士課程にいる聡くんに助けを借りている。論文を見てもらったり、過去問を借りたり、質問させてもらったり、おおんぶに抱っこ状態。彼は造詣の深い人物で、博学。研究者になるために生まれてきたような人だ。いつも学説やら雑学やら、僕の知らない話をしてくれるので興味が尽きない。彼くらい重厚な人物になれたらと思う。
昨日はお世話になったピーターに就職の報告に行った。やはり国際経済学者なので僕の就職先とは敵対しているらしいが、あまりにもスケールの大きい人なのであまり気にしていない様子。「いや、よしくん、それはある意味いい事だよ。君がスパイとしてもぐりこんで、中から改革して農業保護をやめさせればいいんだ。ミッションインポッシブルだよ」なんて言いながら笑っていた。まあ、APEC作っちゃうような人だから、僕のような小物がどこで働こうが興味ないのだろう。でも卒業の時にお祝いしてくれるらしい。随分いい人で、僕も尊敬している。ピーターは、最近北朝鮮のマーケットをオープンする仕事に従事していた。その事によって北朝鮮の経済が回復すれば、何百万人もの人が飢餓から救われるかもしれない。偉大な人だ。僕もいつかそんなスケールの仕事がしたい。
長良河河口堰が環境に及ぼす影響とその対策について5000字の論文を書いている。3500字が終わり、ファーストドラフトを提出した。その過程で学んだ事がたくさんある。マスコミの情報が不正確な事。時代のトレンドに流されやすい事。偏見がはなはだしい事。記者の勉強不足による誤解がそのまま掲載される事画あること。公平な視点を保てない事、等等。何か一つの問題を概観する時に、多様な視点を持つ事が重要である。経済学者は経済だけ、生態学者は生態系だけ、地元は地元の利益、国は国の利益だけを強調している。もっと幅広い視野が必要だ。
一リットルの涙という日本のドラマを見た。一リットルは無理だけど、一デシリットルくらい泣いたと思う。今までで見てきたドラマで最高傑作。映像と音楽の調和が感動を誘う。段々筋力を衰え、ついには立つことも話すこともできなくなる病気と闘う女の子のストーリー。何故泣けるのかといえば、実話だから。実際に昭和を25年間生きた女の子の日記で、今日までに180万部も出版されているらしい。その日記を元にドラマ化されたのだ。家族の絆な友達の大切さ、そして何より健康である事の素晴らしさを痛感した。主役の江尻エリカや母の薬師丸ひろ子名演技だった。

自分も去年コリン性蕁麻疹になり一年間苦しんだので、多少実感しながら見る事ができた。この女の子の病気に比べれば本当に大した病気ではなかったのだが、ちょっとでもストレスを感じたり、体温が上がったり、とにかく汗を感じるとものすごいかゆみに襲われた。頭をかきむしるくらいつらった。もう普通に就職さえできないのかとまで思った。結果として全快したのだが、ドラマを見ていてその時の気持ちを思い出してしまい、更に今健康である事を忘れていた自分に気づいた。自分の生活はラブリーである事を改めて思い知った。ドラマの最期にはモデルになった本人の言葉が掲載されるのだが、それを見てると涙がとまらなくなった。何度も見直すうちに暗記してしまった。最期のその言葉達で締めくくりたい。「冷たい視線に傷つく事もあるけれど、同じくらい暖かい視線がある事を知った」「ころんだっていいじゃないか、ころんだついでに空を見上げれば、今日も限りなく青い空がひろがって微笑んでいる」「胸に手を当てる、ドキドキ音がする、嬉しいな、私は生きている」
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by yoshi_taka1009 | 2006-05-17 20:24